06. レトロ


セピア色の思い出
懐かしい記憶
感じる温かさ

人は辛かった記憶を消していくのだという
それだから生きていられるのだと
辛い事を消す事で、前を向いていられるのだと

思い返せば印象深い思い出に悪いものは少ない
忘れられないものはあるけれど
忘れられない悲しみはあるけれど
時間は確かに確実にそれを和らげている

それはきっと素晴らしい事
何かを忘れても新しい何ががやって来るから
だから、恐れずに前を向いていくのだ
後ろを振り返っても、そこには何も無いから

『大切な宝物』がある
小さい時から大切にしていたもの
それは時の流れと共に古びてくる
古きよき思い出と共に

セピア色の思い出
あの頃から変わらない思いがある
同じ気持ちを持っているものがある
この宝物に対する思いもずっと

セピア色の思い出
あの頃から変わった思いがある
それは経験が教えてくれたもの
だから、別の見方も出来る

変わらない思いは私の思い
変わった思いも私の思い

少しずつ変わっていく
そして思い出す
変わらない思いを

繰り返し、繰り返し

セピア色の思い出
セピア色の宝物
私の大切な宝物



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結構レトロって難しいお題ですね;;
レトロって感じるときもあるけれど…やっぱりどこかそこまで古くない感じがして。
昔のものってすごく好きですからね。
やっぱりレトロっていうと昔のものを発想してしまうので
キーワードは昔の宝物にしてみました。
なんていうか繰り返しがやたら多いですね(^^;)
せめてリズムでもつけようかと思っているのですが…どうなんだか;;